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変数の使用方法

変数は様々なダイアログで使用され、実行中に実際の値に置き換わります。

注意:


変数の説明

変数は以下のシンタックスに従います。
$(GROUP.VARIABLE[,フォーマットオプション[,..]])

変数 説明 注意
LEV / LASTEVENT:最新イベント
$(LEV.DATE) 最新イベントの日付と時間 YYYY-MM-DD hh:mm:ss
$(LEV.TIME) 最新イベントの時間 hh:mm:ss
$(LEV.SECONDS) 最新イベントの秒数
$(LEV.RELATIV) 最新イベントからの経過時間 hh:mm:ss
EVT / EVENT:イベント
$(EVT.AST)
$(EVENT.AST)
アクティブ状態のアクションを全て表示。 別途参照:MOBOTIXカメラで使用される略語
$(EVT.EST.SELECTED)
$(EVT.EST.SELECTED)
アクティブ状態のイベントを全て表示。 別途参照:MOBOTIXカメラで使用される略語
$(EVT.EST.ACTIVATED)
$(EVENT.EST.ACTIVATED)
アラームをトリガしたイベントを表示。 別途参照:MOBOTIXカメラで使用される略語
$(EVT.SYA)
$(EVENT.ANTE)
現在設定されているアラーム前の画像の数を表示。 アラーム前の画像数
$(EVT.SYP)
$(EVENT.POST)
現在設定されているアラーム後の画像の数を表示。 アラーム後の画像数
$(EVT.SIA)
$(EVENT.ANTEINTERVAL)
アラーム前の画像間の間隔を表示。 msec
$(EVT.SIP)
$(EVENT.POSTINTERVAL)
アラーム後の画像間の間隔を表示。 msec
$(EVT.EDT)
$(EVENT.EVENTDEADTIME)
設定済みのイベントデッドタイムを全て表示。
$(EVT.ADY)
$(EVENT.ACTIONDELAY)
設定済みのアクションデッドタイムを全て表示。
$(EVT.MDT)
$(EVENT.MESSAGEDEADTIME)
設定済みのメッセージ送信デッドタイムを全て表示。
$(EVT.VATIMESTAMP) 最新のビジュアルアラート(VA)が確認されたタイムスタンプを表示。 YYYY-MM-DD hh:mm:ss
$(EVT.VAD) 最新のビジュアルアラート(VA)が確認された日付を表示。 YYYY-MM-DD
$(EVT.VAT) 最新のビジュアルアラート(VA)が確認された時間を表示。 hh:mm:ss
$(EVT.VAS) この画像のビジュアルアラート(VA)のステータスを表示。 HIDE(非表示)/DRAW(表示)
FPR / FINGERPRINT:指紋情報
$(FPR.VER)
$(FINGERPRINT.VERSION)
JPEGコメントのバージョン番号  
$(FPR.PRD)
$(FINGERPRINT.PRODUCER)
製作者名(MOBOTIX  
$(FPR.FRM)
$(FINGERPRINT.FRAME)
カメラを再起動してからデジタル化した全画像に付けている固有の画像番号。  
$(FPR.ENO)
$(FINGERPRINT.EVENT)
現在有効なイベント番号。イベント画像に対するイベント番号。  
$(FPR.IMT)
$(FPR.IMAGETYPE)
画像タイプ  
$(FPR.TIMESTAMP) $(TMS)としての日付と時間 YYYY-MM-DD hh:mm:ss.msec
$(FPR.DAT) $(TMS.DAT)としての日付 YYYY-MM-DD
$(FPR.TIM) $(TMS.TIME)としての時間 hh:mm:ss.msec
$(FPR.TIT) $(TMS.TIMET)としての秒とミリ秒 ss.msec
$(FPR.TZN) $(TMS.ZONE)としての日付 YYYY-MM-DD
IMG / IMAGE:画像の変数
$(IMG.CTY) カメラのモデル情報を表示。この変数でMONOが表示されると、全パラメータで右側のレンズの値のみが表示される。 DUALMONO
$(IMG.ICC) この画像をJPEGに変換するビデオコーデック MxPEGJPEG
$(IMG.FRJ) JPEG/MxPEGのフレームレートの変換 Hz
$(IMG.FRB) カメラセンサのデジタイザレート(ベイヤフレームレート) Hz
$(IMG.XTO)
$(IMG.XRES)
面積Xの画像サイズ(単位:画素) X画素
$(IMG.YTO)
$(IMG.YRES)
面積Yの画像サイズ(単位:画素) Y画素
$(IMG.QLT)
$(IMG.QUALITY)
JPEG/MxPEGの画質レベルの変換(単位:パーセント) パーセント
$(IMG.CAM) 画像タイプまたは画像が記録されたときに選択したイメージセンサ RIGHTLEFTBOTHPIP
$(IMG.ZOM) 画像のズームレベル(x1000)。1000 = 1倍ズーム 1000, 2000, 4000
$(IMG.PAX) X方向にズームした画像セクションの中心。
-1000 = 左、0 = 中央、1000=右
-1000..0..1000
$(IMG.PAY) Y方向にズームした画像セクションの中心。
-1000 = 最下部、0 = 中央、1000 = 最上部
-1000..0..1000
$(IMG.MIR) 画像の反転 NONEVERTICALHORIZONTALBOTH
$(IMG.ROT) 画像の回転度数 0, 180
$(IMG.SRP[.RIGHT|LEFT]) 画像の右側または左側のシャープネスの設定 -2..0..10
$(IMG.ACT[.RIGHT|LEFT]) 自動コントラストの設定 OFFAUTO
$(IMG.BRT[.RIGHT|LEFT]) 両方のレンズの明るさの設定 -10..0..10
$(IMG.BLT[.RIGHT|LEFT]) 両方のレンズの逆光補正 -10..0..10
$(IMG.CSA[.RIGHT|LEFT]) 色の濃さ。-10 = モノクロ -10..0..10
$(IMG.BBL[.RIGHT|LEFT]) ブルーバランス -10..0..10
$(IMG.RBL[.RIGHT|LEFT]) レッドバランス -10..0..10
$(IMG.DKL[.RIGHT|LEFT]) ノイズ除去の設定 OFFLOWMEDIUMMOREHIGHEXTREM
$(IMG.EXB[.RIGHT|LEFT]) ブラックピクセル補正 ONOFF
$(IMG.EXW[.RIGHT|LEFT]) 露光ウィンドウの感度配分。TOTAL:露光の決定には露光ウィンドウを無視して画像全体を使用。 0..100TOTAL
$(IMG.WBW[.RIGHT|LEFT]) ホワイトバランスの感度配分。TOTAL:ホワイトバランスの決定には露光ウィンドウを無視して画像全体を使用。 0..100TOTAL
$(IMG.AVB[.RIGHT|BOTH|LEFT]) 画像の平均的な明るさ(単位:パーセント)。BOTHは右側と左側の両方のレンズの平均値。 0..100
$(IMG.AMB[.RIGHT|BOTH|LEFT]) 画像の明るさの最小平均値。夜間の画質を向上のに重要な値。 0..100
$(IMG.AMP[.RIGHT|BOTH|LEFT]) ソフトウェアによる拡大(1024 = 1.0x、8192 = 8.0x) 1024..8192
$(IMG.AMP[.RIGHT|BOTH|LEFT].FACTOR) ソフトウェアによる拡大は小数点2桁の値で表示 1.00..8.00
$(IMG.GNG[.RIGHT|LEFT]) カメラセンサのグリーンの感度。センサにより値の範囲が異なる。 128..1024..16384
$(IMG.GNR[.RIGHT|LEFT]) カメラセンサのレッドの感度。センサにより値の範囲が異なる。 128..1024..16384
$(IMG.GNB[.RIGHT|LEFT]) カメラセンサのブルーの感度。センサにより値の範囲が異なる。 128..1024..16384
$(IMG.CNG[.RIGHT|LEFT]) グリーンのカラー補正値1024 =1、0 = 補正不要 128..1024..16384
$(IMG.CNR[.RIGHT|LEFT]) レッドのカラー補正値 128..1024..16384
$(IMG.CNB[.RIGHT|LEFT]) ブルーのカラー補正値 128..1024..16384
$(IMG.LFQ) 電源周波数(単位:Hz) 50, 60
$(IMG.EXI[.RIGHT|LEFT]) 最小露光時間(単位:マイクロ秒) マイクロ秒
$(IMG.EXI[.RIGHT|LEFT].SECOND) 最小露光時間(単位:sec)例: 1/90 1/x 秒
$(IMG.EXA[.RIGHT|LEFT]) 最大露光時間(単位:マイクロ秒) マイクロ秒
$(IMG.EXA[.RIGHT|LEFT].SECOND) 最大露光時間(単位:sec)例: 1/90 1/x 秒
$(IMG.EXP[.RIGHT|LEFT]) 現在の露光時間(単位:マイクロ秒) マイクロ秒
$(IMG.EXA[.RIGHT|LEFT].SECOND) 現在の露光時間(単位:sec)例: 1/90 1/x 秒
TMS / TIMESTAMP:タイムスタンプ情報
$(TMS) タイムスタンプ、msec表示 YYYY-MM-DD hh:mm:ss.msec
$(TMS.DATE) ISO8601による日付 YYYY-MM-DD
$(TMS.TIME) 24h 日付 & ミリ秒 hh:mm:ss.msec
$(TMS.TIMET) 1970-01-01 00:00:00(協定世界時)以降の秒数およびミリ秒 秒、ミリ秒
$(TMS.YEAR) 年、4桁 YYYY
$(TMS.SYEAR) 年、2桁 YY
$(TMS.MON) 1月から12月までの月 MM
$(TMS.MON) 月の略語JanFeb、など MMM
$(TMS.MON.FULL) 月のフル名称JanuaryFebruary、など
$(TMS.DAY) 1日から31日までの日にち TT
$(TMS.YDAY) 日にち(通年) (001 ... 366) DDD
$(TMS.WEEK) ISO 8601:1988による01から53までの週番号。第1週には現在の年の最低4日間が含まれる。月曜日から始まる週。 WW
$(TMS.WDAY) 1から7までの曜日。1 = 月曜日、2 = 火曜日など。 W
$(TMS.WDAY) 曜日の略号。MonTue、など。 WWW
$(TMS.WDAY) 曜日。MondayTuesday、など。 日にち
$(TMS.HOUR) 現在の時間(24時間表示)の00から23までの2桁の数値 hh
$(TMS.HOUR12) 現在の時間(12時間表示)の01から12までの2桁の数値 hh
$(TMS.AMPM) 略語のAM または PM
正午12時が「PM」、午前零時が「AM」
AM または PM
$(TMS.MIN) 分を2桁で表示 mm
$(TMS.SEC) 秒を2桁で表示 ss
$(TMS.MSEC) ミリ秒を3桁で表示 msec
$(TMS.ZONE) 現在のタイムゾーンの略称 ZZZ
$(TMS.RFC822) RFC822によるグリニッジ標準時(協定世界時)からの偏差としての日付と時間 曜日、DD MMM YYYY hh:mm:ss +zzzz
ID:識別情報
$(ID.MAC) ネットワークインターフェースのMACアドレス 00:03:C5は00:03:C5:xx:yy:zz(xx:yy:zzはMOBOTIXの識別子:出荷時IPアドレスを16進記号で表示)
$(ID.FIP) カメラの出荷時設定IPアドレス 10.x.x.x
$(ID.NAM)
$(ID.HOSTNAME)
カメラのホスト名 <ホスト名>
$(ID.ET0)
$(ID.ETHERNET)
カメラの現在のIPアドレス E.g. 196.21.94.4
$(ID.SWV)
$(ID.PATCH)
カメラのソフトウェアバージョン E.g. M10-V2.0.3.9
$(ID.UPT)
$(ID.UPTIME)
再起動後のカメラ動作時間(秒) ss
SEN / SENSOR:センサ情報
$(SEN.SIN) 信号入力のステータス 0, 1
$(SEN.BTR) カメラのRスイッチの状態 0, 1
$(SEN.BTL) カメラのLスイッチの状態 0, 1
$(SEN.PIR) PIRセンサの信号レベル(単位:%) 0..100
$(SEN.MIC)

マイクロホンの信号レベル(単位:%)

マイクロホンイベントまたはレベルメータが有効の場合のみこの値を表示。

0..100
$(SEN.ILR) 右側レンズ゙の照明レベル。0:暗いシーン、1000:正午の赤道における直射日光 0..1000
$(SEN.ILL) 左側レンズ゙の照明レベル。0:暗いシーン、1000:正午の赤道における直射日光 0..1000
$(SEN.VIM) トリガされたモーションウィンドウの数 (ウィンドウ数のカンマ区切りリスト)
$(SEN.TIN.CELSIUS) カメラ内部温度(摂氏)
$(SEN.TIN.FAHRENHEIT) カメラ内部温度(華氏) °F
TEXT:テキストの変数
$(TEXT.FTPDIR) FTP画像ストレージのデフォルトパス <ホスト名>/YYYY/MM/DD/hh/
$(TEXT.FTPFILE) FTP画像ストレージのデフォルトパス(ファイル名の拡張子なし) mYYMMDDhhmmssmsc
$(TEXT.EVENTFILE) タイムスタンプを含み、イベント画像が接尾辞 E+<イベント番号>で指定されたファイル名(ファイル名の拡張子なし)。 fYYMMDDhhssmsc[_Eeeeeee]
特殊な変数
$("テキスト"
[, フォーマットのオプション])

テキストの記述に二重引用符を使用。二重引用符で囲んだテキストにフォーマットのオプションでフォーマットを指定。

フォーマット対象のテキスト内で使用したい場合は、"$"文字は"$$"として書き込まれます。

テキスト領域に別のパラメータが入力されると、このテキストはそのパラメータの結果として表示されます。

フォーマットのオプション

フォーマットのオプションを使用すると、MOBOTIXカメラのライブ画像のテキスト表示にフォーマットを設定できます。

例:

フォーマット対象のテキスト内で使用したい場合は、"$"文字は"$$"として書き込まれます。

フォーマットの指定の後にシンタックスエラーが表示され、前後が"#"記号で囲まれます。
#"sampletext",Test,len=80,fill=-,align=center:format parameter unknown#

フォーマットのコマンド

フォーマットのコマンドには値を使用され、1つずつカンマ(,)で区切られます。
FORMATTINGOPTION1=VALUE, FORMATTINGOPTION2=VALUE

オプション 説明 注意
LEN
LENGTH

このパラメータではテキスト出力の幅を設定します。残りのスペースは充填文字を使用して埋められます。"0"可変幅です。LENGTHで指定した数値より長いテキストでは、フォーマットの切り替えトランケートを設定していない場合、出力幅は自動的に拡大されます。

デフォルト値: 0

適切な最大値と画像サイズ:

画像のサイズ 最大値
PDA:160x120 20
CIF:320x240 40
VGA:640x480 80
MEGA:1280x960 160

この一覧の最大値を上回る場合、文字は次の行に回り込みます。

0..512
FIL
FILL

出力のフォーマットに使用する充填文字を設定します。このコマンドでは1文字を使用します。余分な文字は無視されます。

デフォルト値:[Space]

任意の文字
ALI
ALIGN

このパラメータでは指定した長さにおけるテキスト出力の配置を設定します。

デフォルト値:LEFT

RIGHT, CENTER, LEFT

フォーマットの切り替え

フォーマットの切り替えには値を使用されず、1つずつカンマ(,)で区切られます。

切り替え 説明 注意
DEF
DEFAULT
この変数にはデフォルトの設定を使用します。  
GLO
GLOBAL

この変数を次の変数のグローバルなデフォルトとして設定します。

注意: DEFAULTGLOBALを組み合わせると、出荷時状態にリセットされます。
 
TRU
TRUNCATE
テキストがLENGTHで指定した値より長い場合は切り捨てられます。  
B64
BASE64
テキスト出力をBase64に切り替えます(Eメールサーバなどによって必要になる場合もあります)。 ユーザ情報を提供する場合に切り替えます。例:$("admin:meinsm", BASE64).

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